2021年お米作り〜種まき〜

5月15日に梅雨入りした香川。
今日も朝から雨です。


まだ5月半分で梅雨入り!
統計史上最も早く、平年より二十日以上早い梅雨入りだそう。
季節が早まったねー
なんて、呑気なことを言ってられません。
風薫る新緑が美しい爽やかな5月はもう来なくなるかもしれません。

梅雨の前に収穫するじゃがいもも、収穫時期が来る前に梅雨入り。
どうなるんでしょう。
お米作りも難しくなっていきます。

地球のために、自分たちのために、できることを…
と、大切なことですが、今日書きたかったのは別のことなので、この話はまた今度。

そう。
難しくなってきそうなお米作りの話です!

先日、籾種を水に浸けたところまで書きましたが、その後、雨や曇りが続いたからか、芽が出るまで、これまでより長くかかりましたが、種まきを終えました。

まずは苗箱と育苗シートを洗って準備。
もちろん昨年使ったあと洗って片付けてますが、もう一度洗います。

そして、苗箱に土を入れる作業。
無肥料の土と籾殻くん炭を混ぜてます。
そして種まき。

いつもは種まき用の機械(手押しの機械です)で一度種をまいてから手で足していたのですが、雨が時々ポツポツ降ってくるので、今年は機械を使わず最初から手で撒くことに。

機械を使っても時間かかるし大変でしたが、手で撒く作業は、これまた大変でした。
↑苗箱の周りの枠は、籾種が外に散らばらないようにする為の枠なのですが、お米作りをやめたご近所さんからいただきました。
木の枠は、もう亡くなったそこのお父さんが作られたものだそう。
ありがたく使わせていただきました。
↑ごませんべいみたいでしょ?(笑)

籾種の上から覆土をかけます。
雨で土が湿って、土がかけづらい…
(↓覆土をかけてる途中なので変な模様になってます)
庭で作業してたら、ご近所さんが通りかかって、「早いなぁ!」と。
種まきの時期がちょっと早すぎたようです…!(汗)

二十日苗と言って田植えまで普通は二十日で育苗するそうなのですが、うちの場合、このタイミングだと30日ほどになります(汗)

お米作り5年目なので、これまでの4年分の農業日誌を見てタイミングを決めたはずなんですけど…。
毎年の農業日誌をを見ると、だいたい28日前なんですよね。
去年はもう少し種まきが遅かったんですが。

早すぎたかなぁと心配になりましたが、自然栽培なので時間かかるということで。

梅雨入りも早かったし、気温があまり上がらないかもしれないですし。

何が正解かもわからないですし!

と、自分を納得させています。

夫は、楽観的なので、大丈夫だよ
と言ってますが、心配性な私はあれこれ理由つけて自分を納得させてます(笑)

苗箱はこんな風に積み上げて
ブルーシートでくるんで数日待ちます。
いつもなら、あっという間に苗床を広げないといけないのですが、さて、今年はどうなるんでしょう。

今年も無肥料無農薬、除草剤不使用の自然栽培で育てる朝日米。
ご予約受付開始はまたお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちください。

ぼくらの農園

東京から香川へ移住し2017年未経験から農業を始めました。農薬不使用、化学肥料不使用で、自分たちが食べて安心なお米と野菜を作ってます。