2022代かきと田植え

2022年度の田植えを終えました。

6月18日に田んぼに水を入れ、代かきをしました。
田んぼに水が初めて入っていくところを見てるといつも感動します。(その瞬間は撮り忘れましたが)

お水さん、ありがとう。
今年もよろしくお願いしますね。
という気持ちになります。
田んぼに水が入ると、人がいっぱい田んぼに出てきて賑やかになります。


代かきを終えて、一日あけて20日に田植えをしました。

水が入る時も感動しますが、最初に田植え機で苗が田んぼに植る瞬間も感動します。

そうそう。
今年の苗、「うまげにできてるなぁ」と褒められました!
讃岐弁でよくできてるという意味です。
最初の年は、ご近所の皆さんに哀れに思われて、「そんな苗では恥ずかしいから」と苗をくれる人もいたくらいでした。
(もちろん、販売したお米は全部種から自分たちで育てたものです。)
一年ごとに「去年よりはよくできてる」と言われ、それでもひょろひょろの細い苗でしたが、6年目の今年はこれまでで一番よくできてると自分たちも思っていましたので褒めてもらって嬉しかったです。

実際には、苗は小さくても大きくても、お米の出来には関係ないと、これまでの経験から感じてます。
最初の年に、細いひょろひょろの苗の方がようできるんやと励ましてくれた人もいましたし。

褒められた自慢ついでに書くと、
今年は、いろんな人に、
「トラクターうまなったなぁ」
と褒められました。
トラクターや田植えや稲刈りの機械は全部夫が担当してますが、私から見てもトラクターでの耕耘は上手くなったと思います。
最初がひどかったので、そりゃあ進歩もしますよね(笑)
夫も直接褒められたそうですし、私も「うまなってびっくりした」と何人かの方に言われました。

田植えの日には、「百姓、うまなったなぁ。勉強してるん?」と言われました。
でも、全然それはうまくなってないんですよ。
褒めてくれてる人も、からかい半分なんでしょうけど(笑)
毎回、何をやっても失敗というか、反省点が必ずあって、それをノートに書いて次の年それを読むのですが、なぜかまた新しい反省が生まれるのです(笑)
そういう経験を勉強というのかもしれませんね。
「一生勉強」
田んぼを貸してくれていた方が私たちに言ってくれた言葉です。
私たちが引っ越してくる前は有機でお米を作っていた方です。
貸してくれていた
という過去形なのは、今年一月に96歳で亡くなったのです。
寂しくなりましたが、その方の田んぼは今も引き続き娘さんからお借りしています。
色々教えてもらった事も今年も思い出しながら田植えしました。
水が入ると田んぼが賑やかになりますが、田植えはお祭りのようだなと思います。
我が家の田植えは、夫婦二人でやってますし、一人でされてる方もいますが、息子さんが帰省して手伝ったり、お孫さんがそばで見ていたり、ご親戚が手伝いに来てたり、家族みんなで賑やかにされてるのを見ると、田植えらしくていいなぁと思います。
こういう風景がなくならないでほしいと思います。

機械での田植えは済みましたが、我が家の田植えはある意味これから!
機械の調子が良くないのか、水の入れすぎなのか、うちの場合、欠株(植っていないところ)がめちゃくちゃ多くて、毎年手植えを何日かに渡ってやってるのです。
熱中症対策しながら無理せずがんばります!

今年も農薬不使用、肥料不使用、除草剤不使用で育てる朝日米。
収穫は10月下旬の予定です!

ぼくらの農園

東京から香川へ移住し2017年未経験から農業を始めました。農薬不使用、化学肥料不使用で、自分たちが食べて安心なお米と野菜を作ってます。