桑の実ジャムとあんずジャム

いきなりですが、桑の実ってご存知ですか?
私は桑の実で思い浮かぶのは、
「山〜の畑〜の桑の実を〜小籠〜に摘んだ〜は〜まぼろ〜し〜か〜」
っていう赤とんぼの歌です。
実際には見たことなかったかも。
ダンナサンは、近くの山にたくさんあって子供の頃よく食べたそうです。
昔はお蚕さんを飼ってる家が多かったらしく(絹をつくるカイコです)桑の葉はお蚕さんのエサになるそうです。
桑の実はあまり美味しかった記憶はないらしいけど懐かしいと言って3年前に庭に植えました。
それが、今年初めて実がなったんです。
黒くなると収穫のタイミングですが、食べるとやっぱりそんなに美味しいわけでもなかったです…(笑)
でも、ジャムにすると美味しいと聞いて作ってみました。
実は桑の実ジャムを作ったのは5月の終わり頃から6月初めに3回。
そのあと梅しごとやら、田植えやらがあって、もう細かい作り方を忘れてしまってるのでざっと。

砂糖の分量は、桑の実の40%…だったと思います。

桑の実を洗ってフードプロセッサーにかけます。
土鍋(またはホーロー鍋)に桑の実と砂糖を入れ、中火にかけ、あくを丁寧に取り除き煮詰める。

レモンを絞ってとろみが出たら煮沸消毒済みの瓶に入れる。

桑の実ジャムは、煮詰め具合が難しかったです。
3回収穫して3回ジャムを作ったのですが、1回目はとろみがなかなかつかなくて、煮詰めすぎたのか、固くなりすぎました。
2回目は砂糖を30%にしたからか、とろみがつかずソースのようになって、少し砂糖を足しましたが、やはり少しゆるかったです。
3回目はその中間。
でもちょっと酸味がうすくて味がぼやけてたのは、収穫が少し遅かったからなのか、砂糖が多かったのか?

でも、桑の実ジャム、美味しいです。
桑の葉はお茶にできるので、それもやってみようと思います。

桑の実を素手でとるとこんなことに↓

桑の実泥棒は手を見たらわかるらしいです(笑)

長くなりましたが、昨日、杏のジャムも作りました。

4年前かな?
これもまたダンナサンが植えたのです。
なんで杏かというと、この家には杏が似合うからって…笑
我が家は築150年の古民家ですが、ご近所さんから聞いた話では、昔は家の表に大きな杏の木があったらしいです。
それを聞いて、だと思いますが(笑)

杏も今年初めての収穫となりました。
杏って収穫のタイミングがよくわからなくて。
色づいてきても堅いし。
結局、ちょっと採り遅れたみたいで、所々傷みがあって、コンポートにしたかったけど、ジャムにすることにしました。
これは、収穫より少し前の写真。
↓この頃に生で食べてみたけど、堅くて美味しくなかったんです。
ある時から通りかかるたびに、杏が「もうとって!」って言うのですが、忙しくてとっても何もできないし、と数日とらずにいたら所々傷むくらいになってしまいました。
でも生で食べたら美味しかったです。
桃のようだけど、桃よりちょっとザラザラした感じ。
食べられるものを少し生で食べてあとはジャムに。
砂糖は杏の種を除いた重量の50%で作りました。

杏を洗って包丁で半分に切って種を取り除く。

土鍋(またはホーロー鍋)に杏と砂糖を入れて混ぜ、1時間ほど置く。

中火にかけ、あくを丁寧に取り除き、煮詰める。
レモン汁を絞ってとろみがついたら煮沸消毒しておいた瓶に入れる。

ジャムを瓶に詰めたあとは、蓋を閉めて鍋に瓶を入れて煮沸消毒して、取り出してから一瞬蓋を開けて閉める
という脱気の方法を今年はやってみました。
できてるのかどうかわかりません(笑)
(昨年までは蓋を緩めて鍋で火にかけて最後に閉めるというのをやってました。)
梅ジャムに桑の実ジャム、杏ジャム…
しかも、家庭用としては量が多すぎ!
家の冷蔵庫は入らないので土間にある小さい冷蔵庫に入れてますがそれももういっぱい。
こんなにジャムばっかりいらないけど!
杏ジャムは、お肉料理なんかに使えそうで試してみようと思います。
杏ジャム、まだできたてを味見しただけですが、美味しくできたような♪

あ、もちろん杏も桑の実も農薬不使用、肥料不使用、除草剤不使用です!


ぼくらの農園

東京から香川へ移住し2017年未経験から農業を始めました。農薬不使用、化学肥料不使用で、自分たちが食べて安心なお米と野菜を作ってます。