そろそろ土用干し。(遅ればせながら今年の梅仕事のこと)

こんにちは。
もう「暑い」というのも言いたくないですが、暑いですねー
暑すぎます。

熱中症対策、して下さいね!
かく言う私も、梅畑の草刈りをした日に下痢と頭痛という、熱中症の症状が出ました。
梅シロップを薄めたお水に熱中症予防のレメディ(ホメオパシー)を数粒入れて飲みながらやっていたのですが、塩を入れ忘れてました。
この時期、水分補給の時は、お塩(天然塩)が入ったお水をとって下さいね。
梅シロップがある方は、ぜひ梅シロップも!
(今日までの3日間、早朝の涼しい時間に熱中症対策しながら田んぼの草取りしました。)

梅といえば、今年の梅仕事のことをブログに書けないまま、夏になりました。

6月には、梅のご注文頂き、ありがとうございました。
自然栽培で育てていますので、黒い斑点がどうしても出てしまいますが、斑点が多すぎるもの、傷みの原因になるような斑点のあるものは、発送の段階ではじいてます。

そのはじかれた梅を、梅干し用、梅干しにできない傷のあるものを梅シロップ用、カットしないといけないような傷みがあるものは梅ジャムなどに使うので分けました。(写真以外にもたくさんありましたが、収穫した梅を捨てることはしません!)
梅ジャムもそんなにたくさんいらないので、今年は、傷みのある青い梅を傷みの部分はカットして梅肉エキスに、黄色いのは梅びしおにしました。
(↓黒いのが梅肉エキス、黄色いのは梅びしお)
梅肉エキスは、何も入れないので、青梅だけが凝縮されたもの。
普通はすりおろして作りますが、フードプロセッサーでも作れるというのを見たので、それならできそう!と作りました。
ただ、大量の梅から煮詰めてこんなに少ししかできないくらいなので、かなり時間はかかりました。
とびあがるくらい酸っぱくて、小さじ一杯を口に入れるだけでシャキッと元気が出ます。

梅びしおは、一般的には梅干しで作ると思いますが、黄色い生梅で作る梅びしおの作り方を見つけたので、やってみました。
傷んだところをカットした黄梅をほうじ茶で似てアク抜きし、種をとって漉したペーストに5%の塩と梅酢を入れて煮詰めます。
作りたては、フルーティさとしょっぱさが合わさった感じでした。
私は、この梅びしおを炭酸で割って飲むのがお気に入りです。
ちょっとオレンジのような味にも似てるかも。

梅シロップは、小梅でも作って、青梅ときび糖でも作りましたが、去年梅を買って下さった方から「お酢で梅サワーを作ったら美味しかった」と教えてもらったので、私も今年は梅サワーも作りました。
さっぱりして美味しいです。

あと、梅と新生姜とシナモン、カルダモンをきび糖で漬けた梅スパイスシロップが爽やかで美味しいです。
クラフトコーラってこんな感じかなと、飲んだことないですが、似てるんじゃないかと思います。


青梅はシロップ用にまだ凍らせ保存してるので、ハーブを入れた梅シロップも作ってみようかなと思ってるのですが、梅サワーを教えてくれた人から、ベニシアさんの本にレモンバームの梅シロップが載ってたとまたまた教えてもらったので、庭のレモンバームでやってみようと思ってます。
(ベニシアさん、今年の夏至の日に旅立たれましたね。いつもNHKの『猫のしっぽカエルの手』を楽しみに見ていました。穏やかで明るい笑顔がいつでも思い出せます。)
梅干しは、無肥料無農薬で育てた赤紫蘇を漬けました。(去年の赤紫蘇のこぼれ種が風で飛んだようで、今年は畑中に赤紫蘇がたくさんできてありがたくもあり、少々困りました。)

夏の土用に入りましたし、そろそろ土用干し。
四国はまだ梅雨明けしてない…と書こうとしたけど、今調べたら、今日、梅雨明けしたそうです!

突然雨が降ったりするので要注意ですが、お天気見て、近いうちに土用干ししようと思います。

ぼくらの農園

東京から香川へ移住し2017年未経験から農業を始めました。農薬不使用、化学肥料不使用で、自分たちが食べて安心なお米と野菜を作ってます。